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愛と混乱のレストラン 高遠琉加 ill.麻生海
ぼろぼろ涙が止まりません…。
昨日の夜に号泣して、今日の朝再読してまた泣いてます。
続き物だし、文体いつもより少しライトタッチだし、
これから仲良くレストランを再生するお話なんだろなと軽く読んでたのに
いつのまにか涙と萌で顔がぐちょぐちょです。

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フレンチシェフ×総支配人

最近高遠さんにはやられっぱなしです。
オレ様攻め×ツンデレ受けな、とゆるく萌える心の準備で望んでいて、
実際その通りのカプ嗜好なのですが、攻めのオレ様も受けのツンも
二人の譲ることが出来ない信念からきているからデレが想像できない。

シェフは美味しいと食べてくれる人の笑顔を、
総支配人は落ちぶれたレストランの経営再興を。
二人が真剣に自分を貫くから喧嘩も絶えず、そしてそこから来る傷も痛い。

「あんたに食に携わっていてほしくない」

揺ぎ無い自信を持って嫌悪の言葉をぶつけてくるシェフに対して
総支配人の奥には致命的な揺らぎが見えるんです。
エリート然として冷徹な経営を目指す総支配人視点なのに、
彼の心に沿って読んでいるはずなのに何か違和感がある。
そしてその違和感がシェフにより抉られ開いていくことに
痛いほど怯え苦しむ総支配人が浮き彫りになってきて。

何故か分からないのにここら辺りが泣きそうなのが止められなくて。
どうしてそんなに苦しんでいるのに、まだ頑張ろうとするんだろうって。
皺一つないスーツを着込んで作られた笑顔で仕事を遂行する彼が
ぽつんと独りで泣きじゃくってる小さな子供のようにしか見えない。

その孤独の理由が弱りきった彼の口から語られたとき、涙腺決壊しました。
自分を捨てた父親を、社会を、あのレストランを見返すために、
外食事業のトップに立とうする。
ボロいアパートの一部屋に住む自分を隠して、外では完璧にスーツを着こなして。
食べ物を美味しいと感じる感覚なんてとうに失ってしまっているのに。
そうしないと自分が前に進めないから。

「だから、お願いだ、行かないでくれ―……」

決してそのレストランを手に入れても彼の孤独は埋まらないとわかるから
彼の必死な姿が痛い。自分を嫌悪していると言い放った男に縋りつき、
体まで差し出そうとした総支配人の必死さ、その裏にある孤独の深さが
痛々しくて、悲しくて、泣くしかできませんでした。

でも、彼の弱さに触れたシェフが救い出そうとしてくれる。
それは包み込んでくれるような優しさというには荒っぽすぎるのですが、
それでもシェフの真っ直ぐな強さが総支配人を助けてくれるって思えます。

「俺はただあんたに、楽しんでうまいメシを食ってもらいたかったんだ」

この台詞でまた涙とまんなくて。
美味しいと感じることはとても幸せだと思うから。
さらりと吐き出された台詞がそんな平凡な幸せを失った支配人の
胸に痛いほど突き刺さって、
でもその痛さに初めての暖かさを感じ出していることがわかるから
切なさと少しの安堵が入り混じって自分の中でも整理できなくて
ぐちゃぐちゃになって泣いていました。

しかも、初めての救いの言葉に戸惑う総支配人が可愛いわ、
恋愛感情なんてまだ卵にさえなっていないはずの二人のキスがエロくて甘いわ、
その翌日の真っ赤になって逃げ出す総支配人が悶絶可愛いわ、
萌とキュンキュンも止まらなくて自分の中が大混乱でした。
ツンが頑なに冷たかった男のデレはたまりませんな…。
えっちなくても全然悶え具合は薄れませんでした。


受けを餌付けする攻めは大好物なので続編ゆっくり待ちたいと思います。
続き物で買う躊躇していましたが、1巻しか出なくても読んでよかったです。
大好きな作品が増えて、それがまだ続いてるのが嬉しいなんて
シリーズが苦手な私は今まで考えたことなかったのに。
本当に高遠さんにはやられっぱなしです。
[BL小説]高遠琉加(春加) | 13:55 | comments(3) | trackbacks(1)
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- | 13:55 | - | -
こんばんはー^^

発売時に読んだのですが、ぷりさんの感想を読んで再びいろんな場面が浮かんできてうるっと来ました(;_;)そして読み返してみると、仕事で衝突する二人・過去のトラウマ・ツンデレ・俺様な攻などの萌え要素満載で顔がにやけたり、表情筋が忙しい小説です。
そして2巻を待ち遠しい気持ちがとまりません。
きっとシェフがへたれな一面も見せてくれるのではと期待中です(笑)
| りこ | 2008/05/25 9:44 PM |
りこさん、こんばんは!
萌要素いっぱいなんですけれど、泣けるんですよね…。
その混じり具合が絶妙で本当にはまってしまいました。
発売当初は続き物の序章かーと敬遠していたのを大後悔です。
2巻ほんとに早く読みたいです。ちゃんと最後まで完結しますように!

分かります…!受けに頭があがらなくなって苦り顔でしぶしぶ受けの言うとおりにしてしまうシェフがものすごく鮮明に目に浮かんでしまいます。
あー、もう早く来ないかな、ヘタレ攻め!(違

TBありがとうございました!お返しに参りますv
| ぷり | 2008/05/26 7:38 PM |
>5/24拍手コメ下さった花子さんへ

花子さん、こんばんはー!
自分でがっちり壁を作ってひとりぽっちじゃないと生きていけなくなってる支配人に号泣でした…。もう本当に感情移入してしまって涙ぼろぼろで。早く続きを読んで甘い二人を見て見たいです。

おお、花子さんはシリーズものがお好きなんですね。羨ましいです…v
私は4、5巻までで完結しているものじゃないと手が出ません。
なんだか進行の遅さに飽きてきてしまうか、ぐだぐだだなぁと見切ってしまうことが多くて。
この作品も綺麗に終わってくれるよう願っているのですが、
そうすると花子さんの楽しみを奪ってしまうのですね…むむ。

アレが始まるそうですが、きっと大変だと思います。
時間的には働き出してからの方が断然きついだろうけれど
精神的には可也しんどいと思うので。
絶対慣れていって、自分でもあー、もう大丈夫と思うのですが、
それでも無意識にダメージを受けていく行為だったと思います。とにかく疲れてました。
でも、独りで乗り切らないといけないところですので、見守ってあげてくださいませ。
| ぷり | 2008/05/26 7:49 PM |
It comments.









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愛と混乱のレストラン
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