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何でやねん!1 久我有加 ill.山田ユギ 
何でやねん!
何でやねん!
久我 有加

お笑いを題材って珍しいですよね。登場人物も皆関西弁でびっくりしました。
関西を出たことがない私からも見ても自然な言葉遣いでした。作家さん関西の方なのかな?内容の方は受けの相川が本当男前で…!感動すら覚えました。前半はどちらかというと強気攻めと可愛い系受けかと思っていたのですが、後半行くにつれへたれ攻めと男前受けに。萌えました。



漫才師を目指す高校生×お笑い嫌いの高校生

皆を笑わせて幸せな気分にさせるのが夢という土屋が笑うのも笑われるのも大嫌いな相川に熱烈アプローチです。相方になって欲しいと毎日朝まで迎えに来るわ、学校でもべったり付き纏って口説きます。相川のお笑い嫌いが結構深刻なんですよね。転校先で方言を理由に笑われからかわれいじめられた。よくあることなんでしょうが、それ故に人に笑われるのを怯える相川がすごく理解できます。いじめられた過去を払拭しようとキックボクシングを始め強さを身に付けても、成長と共に体が大きくなっても、ふとした笑い声に萎縮してしまう。そうやって苦しんでる相川にビタンビタンはたかれながらも強引に入り込んでいって優しく解きほぐしてあげる土屋は素敵でした。このときはまさか後半あんなにへたれるとは思いもよらず…(笑)

関西弁のせいかなのか、相川が男前なせいなのか、何事にも直球で表現される気持ちが本当にダイレクトに響いてきます。土屋を好きだという感情だけでなく、お笑いに対する嫌悪、苛めた女子に対する憎しみといった負の感情も気持ちいいぐらいストレートにぶつけられていてどっぷり感情移入してしまいました。自分の気持ちに対してすごく素直なんですよね。だから、相川を苛めた女子を許してあげるところも純粋にすごいなと思いました。こういうシーンって偽善じゃないのかって見えてしまうことが多いのですけど、今回は少しほろっときました。

後半はもう本当に相川がかっこいい。土屋は漫才に関しては強引なんだけれどそれ以外は複雑な家庭のためにすごくへたれ気を遣う人間で、それをカバーして有り余るほどかっこよかったです。相手の言葉に傷つけられたときに、それは自分が自分の気持ちを伝えなかったせいやと考えて「好きや」ってちゃんと伝えに行くってなかなか出来ないですよね。しかももう相手は自分のこと何とも思ってないかもしれないのに。相川の気持ちを考えれてなかったと謝罪する土屋に対しても、「俺の気持ちなんて俺が何も言うてへんのにお前に考えろっていう方が無理や」って。漢だ…!この場面はもう男らしい台詞連発でした。そりゃ桜子ちゃんも惚れますわ。

最後のプロポーズ話(違います)もますますへたれ攻めと男前受けの差が顕著になっておりました。いやいや、土屋へたれすぎやからと心のツッコミを入れてるうちに相川から逆プロポーズ。もしかして相変わって天然たらしじゃないだろうかと疑ってしまうほどのいい男ぶりでした。「マイスイートハニー」この単語に涙が誘われる日が来ようとは思いもしませんでした。2巻もすごく楽しみです。

あ、と。書き忘れましたが脇キャラの優勝が素敵眼鏡でものすごくツボでした。飄々とした性格も好みで。彼、ホモになってくれないかなぁ…。

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[BL小説]BL小説総合 | 13:15 | comments(2) | trackbacks(1)
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あ、あああっ…!(〃ヮ〃)ぷりさんが、久我さんの御本をお読みになってる///嬉しい♪…ので、大変今更なのに空気を読まずコメント書いちゃいますが、いつか何かのタイミングでお目にされたら、そっと薄笑いしてやって下さい。

相川の事を好きで好きでしょうがない土屋が可愛らしいし、そんな土屋を堪らなく可愛いと思ってる相川は格好良いですよね!
ヘタレ攻×男前受というこの人の王道スタイルながら、多作品のキャラと被らない匂いがちゃんとあるのが凄い。脇キャラが男女問わず魅力的なのも素敵…(一虎くん最強説)

アンタレスは方言にべらぼうに弱いので、久我さんの作品に初めて触れた時(『キスの温度』)は神に感謝しました(笑)方言とシチュ、キャラ萌えがメインだと思ってましたが、何作か読む内に、久我さんの温かい人柄の滲み出る、優しい一途な作風が好きなんだなァ〜と気づきました。やっぱエチだけ凄くても、惹かれ合う二人に説得力なきゃ…と首傾げちゃうんで。
関西弁の台詞は、やっぱ文字だけでも自然・不自然感じるもんなんですねー?(久我さんは生粋の関西人だそうですよ)素敵な話沢山あるのにCD化されないのは、殆んどが関西弁だからでしょうか?

余談ですが『無敵の探偵』を読む時は勝手に小野×神谷声で脳内再生してたりします(笑)なんかね、好き好きオーラ全開の熱血阿呆〜でも仕事は意外とキッチリこなしちゃう〜っぷりが小野Dに、仕事にストイックで冷静な優等生〜でも心の内に燻る激情を持て余し怒りっぽい〜キャラが浩史さんに、めたんこハマッておるのです。にやけちゃうのです(笑)もし宜しければぷりさんも是非♪
| アンタレス | 2008/12/03 1:49 AM |
アンタレスさん、こんばんは!

どんな昔の記事にも大歓迎ですよ!
むしろ、忘れ去られた感想を掘り起こしてくれてありがとうございます。
読み返すのは相当恥ずかしいですが。笑

何でやねん!は相川の男らしさに泣きそうでした。
2巻では切なすぎて号泣でしたが…。
1巻はへたれた土屋とツンデレだけど男前な相川二人、
高校生の初々しい恋がめちゃくちゃ好きでした。
BLはよくエロだけ抽出されちゃいますが、
心がなきゃそんなの全然楽しめないですよね…!
好きな作家さんを見直してみると皆そこを大切に描いてくれる人ばかりだと思います。

方言ものって、大抵は私達が普段使う方言以上に大げさに書いてあるので
不自然を感じることが多くって、久我さんのも確かに大げさに表現されてあるのですが、そこれでも自然な関西弁として受け入れられるのが凄いなぁと思います。こういった細かいところは自分が使う言葉だから気になっちゃうんでしょうけど…><

ぎゃあ、無敵の探偵チェックしてみます…!
熱血単細胞×クールツンデレですか???
ぷりも小野さんと神谷さんで脳内再生してきます…っ!
| ぷり | 2008/12/05 12:29 AM |
It comments.









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