ダブルミンツ 中村明日美子
2009.07.26 Sunday | author : ぷり
頭から消えてくれません。はぁ、最高に笑ってもーた…。
あれわざとなのかなぁ、勘違いなのかなぁ。うー、気になる…っ!
どなたか存じませんがハイセンスな笑いをありがとうございましたっ
今、思い出しても噴いてしまう…。笑
とまぁ、作品自体とは無縁の前置きは置いておいて。
中村明日美子さんの久しぶりのBL新刊です。
ピュアな青春ラブストーリーの「同級生」とは全く違う
毒々しく狂って壊れた愛を持て余すみつおとミツオ。
どちらが服従させ服従するのか、そのせめぎ合いにゾクゾクする。
二人の周りは暴力もレイプも犯罪もグロく絡んでる世界なんだけれど、
中心の根っこのところはお互いへの強烈な愛だから
読後感は切なくてとても甘いんです。
ご主人様を大胆に噛み殺そうとするくせに
ご主人様なしでは生きられないヘタレな大型ワンコと
凶暴でどうしようもない男なのに自分の犬には滅法甘いご主人様。
最後の顔をくしゃくしゃにして泣き笑いするワンコが忘れられません。
これが癖になるんだよなぁ。書き下ろしもラブラブでエロイ。
ぷりは中村さんのこういうBLが読みたかったんだ、とまさに理想の作品でした。
同時収録された短編集はおじいちゃん好みの秘書とデリヘルの
キュンキュン可愛くてエロエロなお話でした。
元々中村さんが描く上品なのに壮絶な色気漂う受けの容姿が
ありえんぐらいぷりのドツボにはまるのですが、それに加えて
眼鏡黒髪ツンデレ秘書が頬染めて恥らいながら乱れるとか最高すぎる…っ
ああもうっ、明日美子さん、大好きだっ。
はぁ…萌えた萌えた
曲がり角のボクら 中村明日美子
2009.05.09 Saturday | author : ぷり
「片恋の日記少女」のようなピュアな少女漫画系も
キュンの裏で傷ついてる誰かが無視されてるような気がして
世間の評判の程にははまれないなぁと思っていたのですが、
この作品はすごくよかったです。
先生と生徒のお話はやっぱり
先生、無節操すぎると思ってしまったけれど
それでも年齢相応に恋して破れた優等生な男の子と
文字通り背中を押してあげた女の子の二人が
すごく可愛くて大好きでした。この二人上手くいって欲しいなぁ。
吸血鬼とハンターのお話も大好きでした。
軽く男同士な時点で腐女子としては反応してしまいますが
それを抜きにしても、大切な人間の女の子には決して手を出さずに
生き血も飲まずにただ必死で生き延びてる吸血鬼が愛しかったです。
涙目で床に崩れる吸血鬼が本当に可愛かったぁ。
ストーリーだけ見ても展開が読めずに
短編としての面白さがぎゅっと詰まった作品だったと思います。
男の子と女の子の恋でも、女の子同士でも男同士でも
友達同士の友情もお父さんが娘を思う愛情も
誰かを好きな気持ちって本当に可愛くて素敵だなぁって
胸の奥をぽかぽかにしてくれるような短編集でした。
癒されたぁ。
2週間のアバンチュール 中村明日美子
2008.08.06 Wednesday | author : ぷり
モーガンの後日談が掲載されています。
ぷりは中村先生をちょっと甘く見てました…。
ホモは当然、男女も百合も全然大丈夫と思っていたのですが
第一話のロリっこレイプが生理的に受け付けず
その後、楽しむどころじゃありませんでした。
カプ的には水泳教師×小○生、小○生の女の子同士、
男×ニューハーフ、男×男と雑多です。
後半は特にグロい描写もなく、オカマで淫乱なヒメコちゃんの
忘れられない思い出はノスタルジックに切なくて可愛かったですし、
ユージーンとジェリーのお話も悲しい戦争での体験が
二人の新しい恋を再生してくれていて
切なく優しい気持ちになれるいいお話だったのですが
何分初っ端の嫌悪感が尾を引きすぎました。
それでも、というかだからこそ?
最後の最後、モーガンにものすっごく癒されました。
前科持ちのバカ息子と元代議士の父親、
ようやく通じ合った不器用な親子愛が可愛すぎる。
親の愛情と可愛らしさはいい大人にならないと気付けないよなぁ。
モーガンの髭とへたれた格好と優しさがたまらなく愛しい。
ああ、もうモーガン大好きです。
彼には本当に幸せになって欲しいと思います。
「…私はつかまえられたんだ」
「え なにを?」
「風船」
お父さんも大好きになりました。
ばら色の頬のころ 中村明日美子
2008.02.26 Tuesday | author : ぷり
なんなんだ、この耐え切れんほど苦しい切なさは。
「Jの総て」の前日譚ということしか知らずに購入した1冊、
まさかここまでぶつかり合った少年二人が報われないとは。
この表紙の二人が「Jの総て」でラブラブになると思い込んで読んでいた私には
拷問のような結末でした。
それだけ、この二人を大好きになったということなんですけれど。
市長の息子で不良だけど直情型の優しいモーガンと
影を背負った真面目でクールな眼鏡のポールが
お互いの不器用な想いをぶつけ合いながら、未熟だけれど精一杯生きている。
この少年期にしか味わえないであろう独特の熱さとやりきれなさが
これでもかというほど、伝わってきて、胸が熱くならずにはいられません。
大人になった二人ならもっと上手く立ち回って、恋も上手くいったかもしれない。
けれど、実らなかった恋は彼らのその幼い熱と未熟さをもって、
とても美しいキラキラと輝いたものへと仕立てあげてくれているんです。
でも、でも、やっぱりこの二人で幸せになって欲しかった…!
書き下ろされた、後日談の親友している二人を見ると
未だにポールに振り回されるモーガンがすんごい可愛いけれど
可哀想で仕方なかったです。
「Jの総て」読んだら少しは補完されるのでしょうか。
でも、ポールが他の男となんて耐える自信が…。
少し登場したクリクリ頭のオカマの天使は可愛いと思いましたけれど。
ああ、ポール×モーガンが読みたいよ。
……え、逆?
いつまでたっても 変わらない 変われない
くさくさしたガキの頃のまんま
いつまでたっても
いつまでも
モーガン…(涙)
同級生 中村明日美子
2008.02.15 Friday | author : ぷり
「鶏肉倶楽部」のレビューを斜め読みして
綺麗な絵で耽美エログロを読ませてくれる方というイメージだったので
初読みとなったこの作品も実は相当ビクビクしつつ手に取ったのですが、
少年たちの、ピュアラブストーリー
この謳い文句そのものでした。汚いものは何一つなかったです。
誰でも経験したことあるような日常の、
でもキレイで何より大切だった思い出をなぞるような感覚でした。
大切だったはずなのに忘れてしまった何かを
頁をめくる度に取り戻してくる、その感覚に、
彼らはごく普通の恋愛をしているだけなのにすごく夢中になりました。
絵がすごく綺麗だというのも大きくて。
この表紙からベタ惚れだったのですが、
漫画になってもその綺麗さは失われるどころか
白と黒の線の綺麗さが一層映えて
一コマ一コマ少年たちに見入ってしまいました。
線が綺麗だけじゃなくてエロいんですよね。
この美人眼鏡のエロさは最強です。
キス止まりなのに何気ない表情、仕草が気になって仕方なかった。
熟していない美しさを描かせたら
この方の右に出るものはいないんじゃないか、
とぼんやり考えてしまいました。
同級生、このタイトルが全てを表しています。
二人とも大好きで、出会えてよかった、そんな素敵な作品でした。
あまりにも純粋に恋してる彼らに
ジャージ萌とか制服萌えとか当て馬へタレ先生萌えとか
書くタイミングがわかりませんでした…(え、いらん?)
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