純愛の仮面舞踏会(マスカレード) うえだ真由 ill.麻生海
2009.05.29 Friday | author : ぷり
平凡な人物達の日常の恋の繊細な心理描写が
魅力的な作家さんたちを呼んで来てどうして
BLテンプレなキラキラお金持ち攻めを書かせるのかなぁ…。
英田さんの時も感じたけれど
文章自体もなんだか一段と幼い印象を受けました。
最後のセレブ攻めが孤独を恐れ、
自ら好きな人を切り捨てた選択は切なく、
けれど結局耐えれず後悔し、格好悪く足掻く様は
キュンと切なかったけれど、格好悪くなりきれてなくて
パンチが弱いと思ってしまいました。
セレブ攻めと苦学生。
決して退屈で仕方ないという訳ではないのですが、
あー…、リブレだなぁ…という作品で。
ぷりがうえださんに求めてしまう
身を切られるような切ない恋も
平凡だけれどほのぼの幸せな可愛い大人達の恋も
ドロドロの愛憎劇も何もありませんでした。
リブレさん、お願いですから作家さんの個性を殺すのは
もう勘弁してください…。
ブラコン処方箋 うえだ真由 ill.やしきゆかり
2008.06.08 Sunday | author : ぷり
未読なまま手にとってしまいましたが、読んでおけばよかったなぁと後悔。
だって、前作で人生をかけて可愛がってきたの弟がホモとなり
自分の親友である男を追いかけアメリカへ旅立ったこと、がどうしても許せない
お兄ちゃんがすとんと堕ちていくのが今回のお話ですから。
やっぱり、ぎゃあぎゃあ反対していた時とのギャップを味わいたかった…!
近作でも十分ぎゃあぎゃあ騒いでおられるのはおられますが。笑
恋はhigh interest―高利まわり うえだ真由 ill.金ひかる
2008.03.12 Wednesday | author : ぷり
うえだ先生の作品だというのと金ひかるさんの挿絵に負けて購入しました。
ちなみに書き下ろしのタイトルは「恋はeasy payment 〜分割払い〜」でした。
いくら銀行員二人のBLといってもこれはないだろう…。
中身はうえだ先生らしいキュンと切ない可愛いラブコメなのに勿体無いなぁ。
小柄で顔も可愛いのに、小生意気で自由奔放な受けと
さらに何でもできるスーパーな攻めの二人の親友から恋への変遷の物語です。
ディアプラス風の明るく可愛い作品ですごくよかったです。
キャラメルビターの恋人 うえだ真由 ill.麻々原絵里衣
2008.02.14 Thursday | author : ぷり
あらすじ、タイトルで気になった本はだいたい読んだかなぁ。
感想はまだまだ溜まっておりますが。
この作品はタイトルが好きでした。キャラメルビター。
いつもより苦味の深いコーヒーに、ほんのり甘さが溶けている。
このキャラメルコーヒーそのもののツンデレ受けがいました。
うえださんで毒舌受けって珍しいなぁと思うほどの可愛げのない男が
ふと見せる甘さと弱さにやられてしまう。
甘い香りを漂わせるキャラメルコーヒーと同じように外見は綺麗な男。
けれど、それを自覚した言動に苦々しさが広がります。
でも、その奥の甘さには抗えない。
そんな受けにずぶずぶとはまっていったのはごく普通の男でした。
同人誌 ロマンスの黙秘権 ~a miracle for you~ うえだ真由 ill.あさとえいり
2008.02.09 Saturday | author : ぷり
画像悪くてすみません…。
封を開けた第一声が、ぶ厚っ!でした。
こんな分厚い同人誌初めてです。絶版商業誌の焼き直しならともかく。
短編2話、長編1話、量も質もゆうに小説1冊分はありました。
交通事故の刑事事件、1巻と被るんじゃ…?と
疑問符を頭に浮かべながら読み進めていました。
けれど、最後まで読んでみて納得です。
うえださん、このお話が一番書きたかったんじゃないのかなぁ。
啓の弁護士としても葛藤も二人の関係も
今となれば3巻で完結していたと思ったのが不思議なほど、大きな一冊でした。
お勧めしてくださったchieさん、はーこさん、本当にありがとうございました。
恋の行方は天気図で うえだ真由 ill.橋本あおい
2008.02.03 Sunday | author : ぷり
うえだ真由でディアプラス、ほのぼのBLは今のところはずれ全く無しです。
切ない系作家の位置付けが多いうえださんですが、
ほのぼの中に組み込まれる地味だけれど誰にでも経験があるような
苦くて切ない想いの描写がずば抜けて上手い方だと思いました。
ロマンスの黙秘権 2 , 3 うえだ真由 ill.あさとえいり
2008.01.30 Wednesday | author : ぷり
傲慢不遜へタレ攻めが
ヘタレ攻めと天然頑固受けの新たに魅力にキュンとなり、
同時に完結へと近づく淋しさがつのって苦しかったです。
これで感想まで書き終わってしまったら本当に彼らとさよならみたいで
少し泣きそうです。
シリーズものが嫌いな私にしては本当に珍しく、
この二人がおじいちゃんになって縁側で湯飲み茶碗ひっくりかえしながら
喧嘩する日まで見守りたかった、なんて心の底から思ってしましました。
以下感想ですが、
ヘタレ攻め萌えー(*´Д`) ハァハァハァハァ
で終わらせてもいいような内容がひたすら無駄に長く書き連ねて有ります。
ご注意下さい。(何を)
ロマンスの黙秘権 1 うえだ真由 ill.あさとえいり
2008.01.26 Saturday | author : ぷり
この口唇で、もう一度 うえだ真由 ill.やしきゆかり
2008.01.24 Thursday | author : ぷり
「夏の贖罪」以上の濃厚さには出会えていませんが
読後感のいい切なさが気持ちよく、次から次へと読みたくなるんですね。
今回も人としてどこか欠落した攻めと
火事で家族を失いながらも健気に生きる少年の
切ないラブストーリーでした。
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