恋の記憶 杉原理生 ill.山田ユギ
2008.12.18 Thursday | author : ぷり
硝子の花束 杉原理生 ill.佐倉ハイジ
2008.08.29 Friday | author : ぷり
号泣じゃないんだけれど、やるせなくて泣いてしまう。
大大大好きな杉原作品「世界が終わるまできみと」も
ずっと泣きながら読んでいましたが、
そちらが切ない中にもどこか優しくふんわりと
包みこんでくれるような作品だったのに対して
今回は悲しい切なさが胸に突き刺さってきて、
苦しくてたまらなかったです。
でも、夢中で貪り読んだのはどちらも同じでした。
37℃ 杉原理生 ill.北畠あけ乃
2008.05.29 Thursday | author : ぷり
星の国から 下 杉原理生 ill.金ひかる
2008.04.18 Friday | author : ぷり
読み終えた感想としては、上巻と同じでした。勿体無い。
助けて、の言葉を残し、失踪した幼馴染フィリアリスを救うために
クーデターの調査隊となるジーン。彼らの再会から始まります。
フィリアリスのずっと秘めてきた親友ジーンへの想い、
ジーンが彼のことを考えるにつれて暴かれていくフィリアリスへの想い、
彼らの想いがすれ違いながら重なっていく様は、
杉原さんらしく繊細で切なくて、いじらしい。
フィリアリスとジーンの関係、大好きでした。
ただ、SF部分がやっぱり苦手だったなぁ、と。
惑星を渡る壮大な世界観や、それを揺らがす事件、
そして、その根底に潜む永遠の叶わぬ愛。
描きたいものも、裏ボス的な存在のおじいちゃんの切なさも
めちゃくちゃ伝わってくるのですけれど、
主人公達の冒険がその世界に影響与えてないように思えて、はまれない。
主人公が空気という訳ではなく、きちんとBLしているんですけれど、
SF的なところでは裏の人たちが動いていつのまにか解決して、
な印象が拭えなかったんですよね。
せっかくのSFなんだから、燃えが欲しかったのです。
キャラクターも皆、魅力的だったから余計に彼らの活躍が見たかったな。
あ、あと、こういう純愛カップルで初えっちが媚薬は私的にNGでした。
だって、恋が成就した後の感動的なえっちを期待して読んでいたのに。
エロ入れるためとも思える早急な濡れ場展開に冷めてしまいました。
デビュー作ということですので、
また、いつか今の杉原さんの非日常なBLが読んでみたいと思います。
「ぼくを愛してるっていったくせに!すべてを愛してるって―
だったら、ぼくの散らかした部屋だって愛してくれたっていいだろ!
あんたがぼくのぶんまで掃除すりゃいいんだけなんだから!」
スローリズム 杉原理生 ill.木下けい子
2008.04.03 Thursday | author : ぷり
「お前だけは一生好きにならない」と口にしたゲイの男と
その台詞に逃げて彼と十数年続けてきた親友のお話です。
杉原さんらしい切なくて優しい作品で
彼らの切ない想いに胸を締め付けられながら
心地よく世界に夢中になれました。
星の国から 上 杉原理生 ill.金ひかる
2007.12.17 Monday | author : ぷり
もったいない…!
すごく面白い題材、キャラクター設定だと思うのに
処女作故か活かしきれていないように思います。
文章自体、今の方が断然綺麗なのは当然として
構成がもったいないんですよね。
冒頭で超能力者が闊歩する近未来の世界観と
ジーン、フィリアリスの主役二人の関係にぐっと惹き込まれます。
破天荒で底抜けに明るいフィリアリスの失踪、悲痛な叫びに
今現在起こっている謎、何らかの狂気にぞっとしながらも
これから始まる冒険にワクワク興奮し
彼ら幼馴染の友情の裏に垣間見れる恋情に切なくなる。
数ページでこのSF世界にあっという間に夢中にさせてくれました。
でも、それ以降が長かったんです。
SFものの宿命なのかもしれませんが
次から次へと登場する人物の説明と世界観の説明がひたすら続いて
その合間にジーンたちの行動がちょびっとずつ進むという感じ。
フィリアリスとジーンの関係なんて最後まで全く変化無し、でした…。
下巻があるので仕方ないのかもしれませんが。
プロローグで彼らの関係に喰いついてしまった身としては
じれったくてじれったくて仕方ありませんでした。
さっさと、チューぐらいしろよ、と。笑。
超能力、神話、宇宙、憧れの人への永遠の憧憬、狂気、愛
が交じり合った世界はとても魅力的に見えます。
上巻はまだまだ導入のための一冊でしたが、
下巻では切なさも涙も感動も萌えも溢れていそうでかなり期待しています。
なのにamazon…マケプレ3200円って…。
気長に探そうと思います。
「オレ――あんたのそばに…いないの?」
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世界が終わるまできみと 杉原理生 ill.高星麻子
2007.09.17 Monday | author : ぷり
今年のベスト1はもうこれで決定かもしれません。
今まであるシーンで泣くことは多々あっても泣き続けたことは
なかったのですが、センシティブラブ(意外に分厚い)侮るべからず。
明日朝5時起きすらどうでもよくなるほど
涙垂れ流しながら貪り読んでしまいました。
透明感溢れる文章も活字中毒を助長させます。
胸の深い所にどんどん染み込んで来る彼らの想いが
とてつもなく切なくて。
痛いからではなく、優しいから切ない。
人間の弱さ、醜さ、エゴ。
それらから逃げて綺麗なお話を作るのではなく、
全てを織り込んで上で、優しさと強さで包んでくれている、
そんな作品でした。
童話のような夢物語が作られていく甘い世界。
それが崩れていく現実の中で、
童話を拒絶して生きたひとと、再び築き上げようとしたひとと。
誰かがどんな選択を選ぼうともその中のドラマに魅せられました。
時間が許せばきちんとレビューあげたいのですが
とりあえずは叫んでおきます。
杉原さん、一生付いて行きます。
明日目を腫らしながら仕事いくことになっても
大好きです。
最高の一冊でした。
秋の夜長にぴったりだと思います。
しんみり涙と鼻水まみれになりたい方は是非。
いとしさを追いかける 杉原理生 ill.麻々原絵里衣
2007.03.25 Sunday | author : ぷり
攻めの性格が最後まで掴めなかったんです。
「ただの優しい男」なのか「復讐してる」のか「受けの怯える態度を好む嗜好がある」のか。徹頭徹尾この点を邪推して喜んでいた私は、大変楽しめました。
本編では結局、答えは出ない。繊細な文章で大胆なことするなぁ!と心地よい余韻に浸っていたのですが、あとがき見るに作者の意図とは大幅にずれていたようです。(地味にショックだったよ…私の国語力…)
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